これまでお支えいただいた皆さまへ
これまで、8年間、皆さまのために、そして、私の大好きな大津のために、働くことができ、本当に幸せでした。
振り返れば、10年前の平成21年3月、大津市長選挙に立候補することを考え始めました。それは、自分の育った大津のために働きたい。そして、女性が子育てか仕事かの二者択一を迫られるのではなく、子育ても仕事もできる大津市をつくりたいという思いでした。日本全国で人口が減る中、子育て施策を充実させて、「大津に住む人を増やす」ことを一番の目標として、これまでの8年間、市長として全力で働いてきました。
子育てについては、8年間で、保育園など54園をつくり、約3000人の子どもが新しく保育園に入ることができるようになりました。その結果、待機児童は、4年ゼロ(年度当初)となりました。そして、0歳から5歳の子どもがいてフルタイムで働く女性の数は、70パーセント増加。一番うれしかったのは、平成28年からは、大津市の人口が増加。「大津に住む人を増やす」という一番の目標が現実になりました。
また、将来世代にツケを残さないため、ごみ処理施設の削減と建替え、市長と職員の給与カット、補助金の削減、ガス小売事業の民営化、競輪場の再生などの行財政改革を進め、大津市の実質公債費比率は県内市で最も低くなりました。
私は、平成24年の一度目の選挙で「4年で変える!」をマニフェストにかかげました。この8年間、その言葉を胸に、常に結果を出すこと。結果を出して、その結果を市民の皆さまにお届けすることだけを目指して全身全霊をかけて働いてまいりました。そして、8年かかりましたが、皆さまとの約束であるマニフェストが実現しました。
これまでの8年間お支えいただいた皆さまには、感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。
令和2年2月吉日
越 直美